昨日、日商簿記3級試験をCBT方式で受験し合格しました。
得点は第1問45点、第2問12点、第3問28点、合計85点で合格できました。
これから受験する人にアドバイスをするとすれば
「見直しは絶対しよう」の一言につきます。
以下、感想など忘れないうちにメモを残しておきます。
勉強方法・期間
簿記学習は初めてでしたが、無料の教材を利用することで、
経済的かつ効率よく学ぶことができました。
私の場合、学習にかけたお金は試験料金を除き99円でした。
具体的な学習状況は次のとおりです。
受験前
試験開始40分前に会場入り。別室で試験開始30分前まで待機。
試験開始30分前に試験室へ。持ち物はロッカーにしまって、所持品は財布と電卓のみ。
シャープペンシルとA4の白紙2枚を渡され試験開始。
紙は不足すれば補充も可能とのこと。2枚あれば十分です。
第1問 仕訳問題
私の場合、解き始めは緊張で頭が回らず、2~3問ほど借方貸方の誤って回答を入力していました。
見直しの際に誤りに気付き、全問正解できました。
誤って回答しそうになった問題例として、
期首に当座借越300,000円を当座預金に振り替えた。仕訳は?
上記のような問いに対し、「当座借越といえば決算整理仕訳!」と反射的に回答してしまい、
と入力していました。見直しの時点で、
「『期首』ということは、決算整理仕訳じゃない。再振替仕訳じゃないか!」と理解し、
回答を修正し正解できました。
仕訳以前に日本語読めていませんでした(´;ω;`)
見直し、大事です。
第2問 帳簿と語句問題
第2問ー問1は繰越利益剰余金のと未払配当金・利益準備金の仕訳と、関連の総勘定元帳の穴埋め問題でした。
(借方)繰越利益剰余金 ┃(貸方)未払配当金(貸方)利益準備金
この仕訳ができれば部分点を獲得できるような問題でした。
第2問ー問2は語句等の選択問題でした。
例えば次のような問題でした。
簿記が関係しない取引は?
また、次のような問題もありました。
補助簿に含まれないのはどれ?
第3問 精算表
第3問は今回の試験では精算表が出題されました。
- 現金過不足
- 借受金の処理
- 当座預金の当座借越振替
- 貸倒引当金の補充
- 売上原価の算定
- 減価償却処理
- 未払利息の計上
- 消費税の処理
- 法人税の処理
上記の仕訳を精算表に反映させるオーソドックスな問題でした。
模擬試験をやっておけば、まず大丈夫な内容でした。
しかし、精算表の下にちょこんと一文、次のような文章が・・・
問2 今期の固定資産の帳簿上の価格はいくら?
精算表を解き終わって一安心していた私は、問2の存在に気付けませんでした。
試験全ての見直し中に存在に気付き慌てて回答を入力しました。
見直し、本当に大事です。
まとめ
簿記3級を独学で合格した感想は以上です。
動画で基礎を学び、模擬試験で出題形式になれることでほぼ無料で合格できました。
私のアドバイスはとにかく見直しが大事に尽きます。
もしこれから受験される方がいましたら、
当日は見直しを意識して頑張ってくださいね。応援しています。
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