【初学者】簿記3級合格体験記

その他・雑記

昨日、日商簿記3級試験をCBT方式で受験し合格しました。

得点は第1問45点、第2問12点、第3問28点、合計85点で合格できました。

これから受験する人にアドバイスをするとすれば

「見直しは絶対しよう」の一言につきます。

以下、感想など忘れないうちにメモを残しておきます。

勉強方法・期間

簿記学習は初めてでしたが、無料の教材を利用することで、

経済的かつ効率よく学ぶことができました。

私の場合、学習にかけたお金は試験料金を除き99円でした。

具体的な学習状況は次のとおりです。

  • 勉強期間は正味4か月程度。途中半年ほど離脱期間あり
  • 勉強は8~9割ふくしままさゆきさんのYoutube動画と電子書籍(99円!)
  • Youtube動画と電子書籍を3周学習。苦手な分野をさらに何度も学習
  • 試験3週間前から『ネットスクール』さん、『CPAラーニング』さんの模擬試験で実戦練習
  • 模擬試験は平均75点の時点で受験を決意

受験前

試験開始40分前に会場入り。別室で試験開始30分前まで待機。

試験開始30分前に試験室へ。持ち物はロッカーにしまって、所持品は財布と電卓のみ。

シャープペンシルとA4の白紙2枚を渡され試験開始。

紙は不足すれば補充も可能とのこと。2枚あれば十分です。

第1問 仕訳問題

私の場合、解き始めは緊張で頭が回らず、2~3問ほど借方貸方の誤って回答を入力していました。

見直しの際に誤りに気付き、全問正解できました。

誤って回答しそうになった問題例として、

期首当座借越300,000円を当座預金に振り替えた。仕訳は?

上記のような問いに対し、「当座借越といえば決算整理仕訳!」と反射的に回答してしまい、

誤回答

(借方)当座預金300,000(貸方)当座借越300,000

と入力していました。見直しの時点で、

「『期首』ということは、決算整理仕訳じゃない。再振替仕訳じゃないか!」と理解し、

回答

(借方)当座借越300,000(貸方)当座預金300,000

回答を修正し正解できました。

仕訳以前に日本語読めていませんでした(´;ω;`)

見直し、大事です。

第2問 帳簿と語句問題

第2問ー問1は繰越利益剰余金のと未払配当金・利益準備金の仕訳と、関連の総勘定元帳の穴埋め問題でした。

(借方)繰越利益剰余金 ┃(貸方)未払配当金(貸方)利益準備金

この仕訳ができれば部分点を獲得できるような問題でした。

第2問ー問2は語句等の選択問題でした。

例えば次のような問題でした。

簿記が関係しない取引は?

回答

法律上の契約の締結(∵モノも金も動いていないから)

また、次のような問題もありました。

補助簿に含まれないのはどれ?

回答

総勘定元帳(∵主要簿だから)

第3問 精算表

第3問は今回の試験では精算表が出題されました。

  • 現金過不足
  • 借受金の処理
  • 当座預金の当座借越振替
  • 貸倒引当金の補充
  • 売上原価の算定
  • 減価償却処理
  • 未払利息の計上
  • 消費税の処理
  • 法人税の処理

上記の仕訳を精算表に反映させるオーソドックスな問題でした。

模擬試験をやっておけば、まず大丈夫な内容でした。

しかし、精算表の下にちょこんと一文、次のような文章が・・・

問2 今期の固定資産の帳簿上の価格はいくら?

精算表を解き終わって一安心していた私は、問2の存在に気付けませんでした。

試験全ての見直し中に存在に気付き慌てて回答を入力しました。

見直し、本当に大事です。

まとめ

簿記3級を独学で合格した感想は以上です。

動画で基礎を学び、模擬試験で出題形式になれることでほぼ無料で合格できました。

私のアドバイスはとにかく見直しが大事に尽きます。

もしこれから受験される方がいましたら、

当日は見直しを意識して頑張ってくださいね。応援しています。

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